SL-10修理 レコードの同じ箇所を繰り返し再生 東京都 H様
テクニクス SL-10 トーンアームが動かなくなり同じ箇所を繰り返し再生してしまう等の修理を行いました。
【状態および修理内容】
- グリスの劣化、汚れなどで機械部の動きが悪くなっていましたので、古いグリスを除去してから、新しくグリスアップしました。
- トーンアームを動かすモーターのプーリーの汚れが目立つ状態でした。駆動ベルトのスリップ防止のため、表面を磨いて汚れを除去しました。また、モーターシャフトに注油して、しばらく単体で回転させ、スムーズに回転する状態を確認しました。
- アームから繋がるコードがスムーズに収納できないと、アーム移動の妨げになることがありますので、清掃してグリスアップしました。また、アームガイドレールを取り外して、清掃後グリスアップしました。
- システムコントロール基板とターンテーブル制御基板のコンデンサから液漏れして、リード線が腐食している状態でしたので、アルコールで拭き取り、不良コンデンサを交換しました。
- レコード盤を照らす照明(ランプ)が球切れしていましたので、ランプを交換しました。
上記の修理・メンテナンスで、SL-10の正常動作を確認しました。
尚、SL-10本体の写真は、斜めスタンド使用して設置されているそうです。H様より提供いただきました画像です。
※SL-10の修理をご注文される際は、針・カートリッジ、音声コード、電源コードは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。
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- SL-10系 プレーヤー修理
- 2024/04/26 17:00
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